【タイ】スウェーデンの防衛・安全保障機器メーカー、サーブの子会社サーブ・タイランド(Saab Asia Pacific)は、航空機部品の生産や防衛分野の支援に協力する新たなパートナーを募集すると発表した。タイの防衛分野は成長が著しく、高度な安全保障技術に大きな需要があると説明している。
同社によると、タイの防衛産業の成長が速く、セキュリティ技術に多くの機会があり、これまでにもグリペン戦闘機や高度な防空システムなど、タイの空・陸・海にわたる国防能力の確保に協力してきた。40年以上にわたり、統合的な航空・監視能力の整備を支援しているという。
最近の取り組みとしては、タイ空軍によるグリペンE/F戦闘機の購入に関連したオフセット協定があり、技術移転と産業協力を促進し、航空機部品の維持・生産に関する国内の能力構築に注力している。オフセットパッケージはタイの航空宇宙産業基盤強化と、OEMパートナーシップの推進に合致するとした。
サーブはグリペン導入に伴うオフセットの一環として、航空機部品の現地生産や整備(MRO)を担える企業、部品サプライヤー、中小製造業、整備事業者、研究・訓練機関などを協力先として募集している。技術移転と国内での維持・生産能力の構築、整備拠点の確保、R&D・人材育成の強化が狙いで、タイ航空産業や地元中小企業との連携を通じて防衛分野の自立性を高めたいとしている。
同社のアジア太平洋地域の売り上げは2025年、7%増加した。サーブは昨年、売り上げの16%を研究開発に充てており、タイをこの拡大市場における戦略的パートナーと位置付けている。
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