【タイ】川崎汽船のタイのグループ会社Kラインコンテナサービス(タイランド)がバンコク南郊のサムットプラカン県バンプリに建設した倉庫が4月1日に営業を開始する。
バンコク市街地から約30キロに立地し、総床面積1万638平方メートル。Eコマース商品対応型を目指し、パレットやケースごとではなく、単品ごとの商品の出荷を迅速に行うことができる、天井高15メートルを活用した高層ラックを設置した。少量多品種保管が可能で、15メートル幅のキャノピー設置により、全天候型の貨物搬出入口を完備した。
同じ敷地内にはグループ会社のバンコクコールドストレージが冷蔵冷凍倉庫を建設中で、23年8月に開業する予定。
川崎汽船はタイで、バンコク近郊や日系企業が集積する工業団地、スワナプーム空港、レムチャバン港近くに倉庫を構え、物流サービスを提供している。