CO2排出量見える化促進、日タイ企業がパートナーシップ契約

【タイ】CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスの「アスエネ株式会社」(本社:東京都港区)が、タイのエネルギー大手バンプー傘下で再生可能エネルギー事業などを手がける「Banpu NEXT」とパートナーシップ契約を締結、1月29日に発表した。タイにおけるCO2排出量の見える化・削減をワンストップで支援し、企業の脱炭素を推進していく。

 アスエネは2024年11月にタイ法人を設立、日系企業のタイ拠点における「Scope 3」算定やローカル企業への算定・報告などを支援している。一方のBanpu NEXTは、アジア太平洋地域におけるネットゼロソリューションのリーディングプロバイダー。顧客のサプライチェーンにおける「Scope 1, 2, 3」のカーボン排出削減に対応する包括的なネットゼロソリューションを提供し、持続可能性およびネットゼロ目標の達成を支援している。

 「Scope」とは、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分するもので、「Scope 1」=自社の事業活動において直接排出したCO2排出量、「Scope 2」=他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量、「Scope 3」=上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量となっている。

 アスエネによると、タイ政府は2050年までにカーボンニュートラル、2065年までにネットゼロ排出を達成する目標を掲げ、再生可能エネルギーの導入やCO2排出量削減に注力している。その一方で、タイは製造業のサプライチェーンが多く集まり、CO2排出量の多くを占めている。

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