九州筑豊ラーメン 山小屋、インドネシアで鶏白湯専門店 イスラム教徒向け
- 2024/4/1
- タイ経済・企業
【インドネシア】ラーメン店の「九州筑豊ラーメン 山小屋」を展開するワイエスフード(福岡県田川郡)とライセンス契約を締結しているインドネシア企業トップテングループが新業態となる鶏白湯専門店を3月18日にジャカルタ(席数72)、3月26日にジョグジャカルタ(同78)で開業した。主力商品「山小屋ラーメン(チキンコラーゲン)」は7万3000ルピア(約700円)。
ワイエスフードが、イスラム教徒向けに豚肉およびラードを使用しない鶏白湯ラーメンを開発し、アルコール飲料を取り扱わない店として開業した。豚骨ラーメンで同国内に4店展開する既存店と比べ、イスラム教徒や女性客が多い傾向で、売り上げ実績としては、豚骨ラーメンを販売する既存店では日本円で平日約15万円、週末で約25万円だが、鶏白湯専門店は、断食(ラマダン)の期間中にもかかわらず、平日で約20万円、週末で約24万円と好調に推移している。
年内にインドネシアでハラル(イスラム法に則った商品、サービス)認証を取得した鶏白湯専門店を新たに2店出店する計画。また、豚骨ラーメンを提供する既存店4店中3店をハラル認証店に切り替える。