「濃い色の毛染めは肝臓に負担」はフェイクニュース タイ政府が注意喚起

【タイ】デジタル経済社会省は1月4日、ネット上に出回っている「濃い色の毛染めを頻繁に行うと肝臓に負担がかかる」とする情報は事実ではないとし、国民に注意を呼びかけた。フェイクニュースや誤情報が広まり、混乱や誤解を招いているという。

 同省は傘下の「反フェイクニュースセンター(AFNC)」が実施した監視と通報対応の結果を発表。1月2日時点でネット上に流通する情報15万4760件を収集し、このうち2219件を精査対象とした。国民の関心が特に高かった7件のうち、2件を事実、4件を虚偽、1件を誤解が生じる情報とした。

 最も注目を集めていた情報は、「濃い色の毛染めを頻繁に行うと肝臓に負担がかかる」という内容のもの。AFNCは、保健省医療局傘下の皮膚科研究機関と連携して調査、「医学的根拠は確認されなかった」と判断した。

 染毛剤には、パラフェニレンジアミン(PPD)や過酸化水素といった動物実験で発がん性が指摘された化学物質が含まれる場合があるものの、人間において濃い色の毛染めががんや肝機能障害を引き起こすと結論づける十分な研究結果はないという。毛染めによる主なリスクは、発疹、かゆみ、水疱、顔やまぶたの腫れといったアレルギー反応。

 デジタル経済社会省は、疑わしい情報や虚偽情報を見かけた場合は24時間対応のホットライン「1111番・内線87」に通報するよう呼びかけている。

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画像:タイ首相府

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