40)炎のように咲くこちらが「火炎木」

和名:カエンボク(火炎木)
英名:African Tulip Tree
泰名:แคแสด ケーセート

 ホウオウボク(鳳凰木)がカエンボク(火炎木)という名でよく間違えられるということで、本物のカエンボクをさんざん探し回って見つからず、最後はバンコク都心部の公園内で見つけたという結果に。実はその公園でカエンボクをさんざん見てきたものの、記憶のそれよりはるかに大振りだったために気付かなかった。

 カエンボクを撮ったのは20年以上も前で、場所は映画「戦場にかける橋」で知られたカーンチャナーブリー県。そのときのフイルムは当時仕事をしていた会社に保管したままで、花の写りがどうだったかなど全く記憶になし。写真の師匠でもあったその会社の社長の「ロウソクの炎がポッと灯ったような花。カエンジュ(火炎樹)と呼ぶには背が伸びない木だから、カエンボクと呼ぶべし」という言葉だけを覚えていた。

バンコク都心部の公園に咲いていたカエンボクは記憶よりはるかに大きいのだが、アフリカのチューリップという英名が相応しい大きさとも思える。ただ、インターネットにはロウソクの炎のような小振りな花弁のカエンボクも公開されていて、そのような種類もあるらしい。

ホウオウボクは英名がFrame Treeのため、日本人がそれをカエンボクと誤訳したものと思い込んでいたが、今回タイ語のケーセートで検索してみると、ホウオウボクを紹介するタイ語のウェブサイトがヒット。日本人以外でも勘違いする人は多いらしい。

チューリップに例えるには花弁が開きすぎる感あり。種類によってはまさしくチューリップという花弁もあるらしい。

青い空とくっきりとした緑に映えるオレンジの花弁。「火炎」という和名に納得。

遠目に見ると、複数の炎が灯っているように見える。

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