ローム、マレーシア子会社でアナログIC製造

【マレーシア】ローム(京都市)のマレーシア子会社で発光ダイオード(LED)などを製造するローム・ワコー・エレクトロニクス(マレーシア)(RWEM)で、アナログIC(集積回路)の注力商品の一つである絶縁ゲートドライバーを製造する工場新棟が8月に完成した。今後、製造装置の導入を進め、2024年10月に稼働する予定。RWEMでICを生産するのは初めて。

 絶縁ゲートドライバーはパワー半導体を最適に駆動させるためのICで、電気自動車や産業機器の省エネ、小型化を実現する上で重要な役割を果たす。

 RWEMは24年1月に社名を「ローム・エレクトロニクス(マレーシア)」に変更する。

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