12)空心菜「パックブン」に咲く花

和名:ヨウサイ(空心菜)
英名:Water Morning Glory, Water Spinach
泰名:ผักบุ้ง パックブン

 タイに来たなら一度は必ず食べる(であろう)空心菜の炒めもの。ちなみに「空芯菜」という表記は日本で登録商標が崇德されているという。タイ語でパックブン。パック=野菜、ブン=毛虫。なぜこのような名称になったのか、タイ人に聞いても分からなかった。

 タイで見かけるパックブンはざっと2種類。料理店で注文すると普通に出てくる、葉が細長い種類の「パックブン・チーン(中国)」。もう1種類は丸みを帯びた葉で、運河で栽培されているのをよく見かける「パックブン・タイ(タイ国)」。パックブン・タイは茎が赤みを帯びた種類「パックブン・ナー」もあり、こちらは料理の付け合わせで生でかじって食べることが多い。

 市場で根っこが切り落とされていないパックブンを買い、自宅でその根っこの5センチぐらい上部で切り落とす。上の部分は調理して食べ、下の部分は土に植える。切り口を土から上に出しておけば、適当な植え方でもすぐに成長して、1、2カ月後には刈り取って食べることができる。個人的な感想として、繊維質が気になってあまり美味くはない。パックブン・チーンを植えてもなぜか葉がパックブン・タイのように広がって育つ。育てているうちに、アサガオのような花を付ける。パックブンは、日本語で「朝顔菜」という別名があるという。

 タイでは畑でも運河でも、パックブンを育てている光景をそこらじゅうで見かけるが、花はほとんど見られない。

朝方、自宅の裏庭に咲いたパックブンの花。

運河で栽培されるパックブンは圧倒的に「タイ」の種類。

おなじみ、市場で売られているパックブン・チーン。

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