大型のサイクロン「モカ」、バングラデシュとミャンマーで甚大な被害 ユニセフ

【バングラデシュ、ミャンマー】14、15日にバングラデシュとミャンマーの一部地域を直撃したサイクロン「モカ(MOCHA)」で大きな被害が出たもようだ。

 ユニセフ(国際連合児童基金)によると、「モカ」は14日の現地時間15時ごろ、バングラデシュとミャンマーの海岸線を襲い、大雨、高潮および時速175マイルに達する強風をもたらした。嵐は14日の夜遅くまでに弱まったが、後には、家屋や医療施設、学校、その他の重要なインフラが損壊した状態で残された。被災した何十万人もの人々の多くは、難民キャンプや人里離れた地域にある粗末な避難所で暮らしていた難民や国内避難民で、食料、水、保健、教育、保護などの人道支援に大きく依存している。

 特にミャンマーでは、ロヒンギャ、ラカイン、その他の少数民族コミュニティの約120万人の国内避難民を含む1600万人以上(うち560万人は子ども)が、ラカイン州や北西部(チン州、サガインとマグウェイの両管区域など含む)のサイクロンの進路上で暮らしていた。これらの地域は低地で、洪水や地滑りが発生する可能性が非常に高い。

 ミャンマーでは、交通機関の運行中止や通信サービスの中断、倒木やがれきで一部の道路が通行できないなどの状況から、被害の程度を把握するのは困難。初期の報告によると、暴風雨の犠牲者の中に子どもたちが含まれているという。

テクナフ群で、サイクロン「モカ」により破壊された自宅前に立つ女の子。(バングラデシュ、2023年5月15日撮影) © UNICEF_UN0842864_Himu

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