タイ首相、バンコクのモノレール新路線試乗
- 2023/11/21
- タイ経済・企業
【タイ】セーター首相は21日、バンコク北郊のノンタブリ県とバンコク東部ミンブリ区を結ぶ都市鉄道新路線「ピンクライン」に試乗した。
ピンクラインは同日から、乗客を乗せた運賃無料の試験運行を開始した。12月18日に正式に開業し、運賃の徴収を開始する。運賃は15〜45バーツの予定。
ピンクラインはノンタブリ県のノンタブリシビックセンター駅(PK01)から北上した後、東南に向かい、バンコク都ミンブリ区のミンブリ駅(PK30)に至る34.5キロ、30駅のモノレール。ノンタブリシビックセンター駅(PK01)で都市鉄道パープルライン、ラクシー駅(PK14)で都市鉄道レッドライン、ワットプラシーマハータート駅(PK16)で都市鉄道ライトグリーンライン(BTSスクムビット線)、ミンブリ駅(PK30)で都市鉄道オレンジライン(建設中)と接続する。
PPP(官民連携)プロジェクトで、タイ電車公社(MRTA)が土地の収用を、バンコク首都圏で都市鉄道グリーンラインを開発運営するBTSグループ・ホールディングスが75%、タイのゼネコン(総合建設会社)大手シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクションが15%、タイ政府系電力会社ラチャブリ・エレクトリシティ・ジェネレーティング・ホールディングが10%出資するノーザン・バンコク・モノレールが線路、駅などの建設と車両、運行システムの導入、運行、整備を担当する。カナダのボンバルディア製の車両を使用する。