【タイ】タイ警察サイバー犯罪捜査課(CCID)は10月6日、学生を標的にしたコールセンター型特殊詐欺グループの捜査の一環としてバンコクの高級住宅を家宅捜索し、中国人の男1人(37)とミャンマー人の女2人(24、35)の3人を逮捕した。事件による被害総額は2億バーツ(10億円相当)を超えるとみられ、捜査当局はこの日1億バーツ超の資産や証拠品を押収した。
捜査は、男子学生(19)が9月23~25日に計66万2989.90バーツをだまし取られたとの被害届を受けて開始された。犯行グループは携帯電話会社の社員を装って学生に連絡し、資金洗浄事件への関与が疑われていると説明。その後、警官を名乗る人物に電話を転送し、「潔白を証明するための確認手続きが必要」などとして金銭の送金を求めたという。学生は銀行振込で21万2,989.90バーツ、現金手渡しで45万バーツを渡した。
捜査の結果、犯行グループは複数の口座もしくは人物を経由させて金(ゴールド)を購入したり、中国人の男に手渡していたりしたことが分かった。捜査班は6日朝にバンコク都サパーンスーン区で家宅捜索を決行。中国人、ミャンマー人、ロシア人、タイ人の計11人を確認し、このうち事件への関与が疑われる3人を逮捕した。
押収品は、高級腕時計のリシャール・ミル、パテック・フィリップ、ロレックス、オーデマ・ピゲのほか、現金、携帯電話、タブレット端末、USBメモリー、パスポート、預金通帳、委任状、現金受領書など40点超に上った。押収総額は少なくとも1億バーツに達する。
写真:CCIDตำรวจไซเบอร์ – บช.สอท.フェイスブックより



























