【タイ】米フィンテック企業のアルパカは、SBIグループのタイ現地法人であるSBIタイオンライン証券に対し、米国株式取引サービスを支える証券インフラの提供を開始した。これにより、同社はタイの個人投資家向けに米国株やETFの取引サービスを強化する。
アルパカは、証券会社向けに取引システム、執行、清算、資産保管(カストディ)などの機能を提供している。今回の提携ではSBIタイオンライン証券に対し、米国株式取引に必要なシステム基盤に加え、取引執行、決済、資産保管サービスを提供する。
背景には、各国で個人投資家の米国株投資への関心が高まる一方、海外証券の取り扱いにはシステム構築や規制対応、税務対応など専門的な体制が求められる事情がある。SBIタイオンライン証券はアルパカのインフラを活用することで、自社で大規模な開発や運用体制を整備することなく、米国株取引サービスを展開できる。
今回のサービスでは米国株やETFの売買に加え、投資家が保有する株式を第三者に貸し出し、その収益を受け取る貸株サービスにも対応する。株式貸借に伴う株式残高や担保金の管理はアルパカが担う。
本件は、証券システム開発を手掛けるトレードワークスとの業務提携に基づく初の海外商用案件となる。アルパカが米国市場へのアクセス基盤や取引執行・清算・資産保管機能を提供し、トレードワークスが証券取引のフロントシステムや投資情報基盤をホワイトラベル方式で提供する。これによってSBIタイオンライン証券は自社ブランドのまま、タイの個人投資家向けに米国株関連サービスを提供する。
アルパカはこれまでもSBI証券に米国株式取引の取次サービスを提供。今回の提携を通じてアジアにおける米国株投資へのアクセス拡大を進める方針としている。
AlpacaDB, Inc.:https://alpaca.markets/



























