【タイ】タイ国立天文学研究所(NARIT)は、9月22日夕方に金星が最も明るく見える現象「最大光度(Greatest Brilliancy)」を迎えるとし、観測を呼び掛けている。天気に恵まれれば、タイ全土で肉眼による観測が可能となる。
等級がマイナス4.6に達し、日没後の西の空で明るく輝いて午後7時40分ごろまで観測できる。等級の数値は小さいほど明るく、マイナスが大きいほど強い光を放つ。同じ時間帯には、金星の下方の地平線近くに、おとめ座の1等星スピカと水星も見えるという。
望遠鏡で観測すると、金星は三日月のような細い欠けた姿で見える。金星は地球より内側を公転する内惑星であるため、地球からは常に満月状には見えず、月のように満ち欠けした形を示す。公転位置に応じて欠け方は変化するが、地球から見ることのできる太陽との最大離角は47.8度にとどまる。このため、金星は日の出前か日没後の限られた時間にしか観測できず、夜更けに天頂付近で見えることはない。
金星は11月27日にも今年2回目の最大光度を迎える。明け方の東の空で明るく輝き、午前3時40分ごろから日の出まで肉眼で観測できる見込み。
画像:NARITウェブサイトより




























