タイの7月消費者物価、1.95%上昇 大方の予想下回る

【タイ】商務省は8月5日、7月の消費者物価指数(総合CPI)が前年同月比で1.95%上昇したと発表した。6月の2.42%上昇から伸びが鈍化し、大方の予想を下回った。タイ中央銀行(BOT)が掲げる1〜3%の目標レンジ内には収まった。8月は上昇に転じる可能性があるという。

 変動の大きいエネルギーと生鮮食品を除くコアCPIは、7月に前年同月比で1.34%上昇した。商務省は、指数の伸びが鈍化した要因として原油価格の下落を挙げた。スタグフレーションの可能性は低く、さらに低下傾向にあるとの見方を示している。

 第3四半期の総合インフレ率は2.09%に達する見通しで、1〜7月の平均は1.21%だった。2026年通年のインフレ率見通しは1.5〜2.5%とする従来予測を維持している。

 中銀は6月の金融政策委員会で政策金利を1.00%に据え置き、2026年の経済成長率の見通しを2.3%に上方修正している。次回の金融政策審議は8月26日の予定。

写真:newsclip

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