オンラインでの犯罪経歴照会、タイで7月15日から運用開始

【タイ】タイ警察犯罪経歴登録課(CRD)は、オンラインで犯罪経歴を照会できる新システムの運用を7月15日に開始した。政府が掲げる「デジタル政府」方針に沿い、行政サービスのオンライン化と情報公開を進める。

 新システムは氏名と国民ID番号を入力することで犯罪経歴証明を得られ、就職や各種手続きで証明書が必要な場合に利用できる。紙書類を極力なくす「ゼロペーパー化」や、行政情報を一元化する「スーパーアプリ」構想の推進を背景に導入された。

 照会は犯罪経歴登録課の公式サイトから行う。手続きは、1)申請情報の入力、2)本人確認(ThaiDアプリまたは身分証明証裏面のコード使用、3)オンライン決済、4)結果の受領――で、結果は電子署名付きのPDFとしてメールで受け取る。氏名および国民ID番号の入力のみで誰でも検索できる仕組みだが、本人確認が必須のため、実質的には本人照会を前提とする。

 ThaiDアプリで本人確認した利用者は、結果をいつでもメールで受け取れる。一方、電子データではなく署名入りの紙の証明書が必要な場合、従来どおり全国の窓口で受け取ることになる。窓口は犯罪経歴登録課、証拠鑑定センター、各県の鑑識センターに設置されている。

 

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