産業廃棄物処理の浜田、タイで太陽光パネルの事業化調査を開始

【タイ】産業廃棄物処理などを手がける株式会社浜田(本社:大阪府高槻市)は、北九州市の「サステナブル環境ビジネス展開事業助成金」に採択され、タイで太陽光パネルのリユース・リサイクル事業化に向けた調査を始めた。海外での実証試験や事業可能性調査を支援する同助成制度を活用し、現地での事業モデル構築を目指す。

 同社によると、調査の対象となる太陽光パネルはタイで導入量が急増している。稼働容量は2026年4月時点で約5GWに達し、2037年には約39GWまで拡大する計画が示されている。経年劣化や自然災害に伴う大量廃棄が将来的に懸念される中、すでに使用済みパネルの発生が始まっている。鉛やヒ素などの有害物質を含むため適正処理が不可欠だが、現状は破砕処理が中心で、素材ごとの分別や資源循環が十分に進んでいないことが課題となっている。

 浜田は、日本で展開してきた高度な分別・再資源化技術を基に、タイ政府や企業との連携体制を構築し、現地での適正処理モデルの確立を図る方針。埋め立て依存を減らし、環境負荷を抑えた資源循環の仕組みを現地に根付かせることを目指す。タイでの事業化を視野に調査を進めるとともに、アジア周辺国への展開可能性も探る。

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