バンコク首都警、コカイン密売組織の拠点を摘発 ナイジェリア人の男ら4人逮捕

【タイ】バンコク首都警察とタイ麻薬取締委員会事務局(ONCB)は4月19日、コカイン密売組織の摘発作戦を実施し、主犯格とされるナイジェリア国籍の男(47)を含む4人を逮捕したと発表した。男は「パトリック」の名で活動し、都内の高級コンドミニアムに潜伏していた。

 警察は以前より、娯楽施設や繁華街を網羅するコカイン流通を断つため、タスクフォースを結成して捜査を進めていた。主犯格のナイジェリア人は在タイ17年で、タイ人女性との婚姻を理由に滞在許可を得ており、薬物密売組織の中心人物だったとみられる。

 18日夜、警察はバンコク都内のシーロム通りで男を発見して取り押さえ、家宅捜索でコンドミニアムの天井裏から現金150万バーツ(750万円相当)、コカイン30グラム、車両、貴金属など総額数百万バーツの資産を押収した。一連の捜査で、スイス国籍の男(60)、バンコク在住のタイ人2人(34、35)も逮捕。いずれもコカインの所持または共同所持の疑いが持たれている。

 警察は昨年10月以降、外国人グループによる薬物密売事件を複数摘発しており、今回の逮捕はその延長線上にある。捜査当局は「組織全体の壊滅を目指し、資金源の追跡を続ける」としている。

写真:POLICE News Varieties

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