カンボジア国境軍事衝突で客離れのタイ東北部遺跡、恒例行事の開催で回復に期待

【タイ】東北部ブリーラム県のクメール遺跡「パノムルン歴史公園」が、昨年のタイ・カンボジア国境軍事衝突の発生で激減した参拝客の回復を目指す。毎年4月の恒例行事の成功に期待を寄せている。

 カンボジア国境に近い同県チャルーム・プラキアット郡内のパノムルンは、週末を中心に通常は1日数千人の人出を記録する東北部有数のクメール遺跡として知られる。登拝行事の「Phanom Rung Historical Park Festival」が開催される4月初旬に参拝客数がピークを迎え、昨年は行事期間中に3万6000人が訪れた。

 公園管理事務所によると、昨年の軍事衝突以降、参拝客数は1日あたり数百人規模にまで急減。その後の停戦で状況は改善しつつあるものの、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇が、参拝の先送りにつながると心配されている。

 行事は今年も例年どおり4月3~5日に開催予定で、天気が良ければ寺院の入口(内部通路)を通して日の出および日の入りが見られる。管理事務所は「今年も昨年並みもしくはそれ以上の人出を期待したい」としている。

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プラサート・パノムルン 写真:newsclip

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