タイ南部で漁船火災 8隻全焼、被害5000万円超

【タイ】タイ南部ナコー・ンシータマラート県で3月20日未明、運河に係留されていた漁船が相次いで炎上し、少なくとも8隻が全焼した。被害額は1000万バーツ(5000万円相当)を超えるとみられる。

 警察によると、現場は同県カノーム郡の漁船用桟橋で、午前1時ごろ通報があった。地元警察のほか、水上警察やレスキュー隊が急行して消火活動にあたった。

 運河に浮かぶいかだ式の係留施設でいずれかの漁船から出火し、次々と燃え広がったもよう。強風で消火活動が難航し、鎮火までに4時間を要したという。

 警察は初期調査で、いずれかの船で発生した電気系統のショートが出火原因とみているが、出元が特定できておらず、燃料の価格高騰や不足への不満から放火に至ったという可能性も排除していない。目撃者の話では、最初に燃えた船の係留ロープが切れ、炎上したまま流されて周囲の船に次々と接触し、火が移っていったという。

 焼失した漁船は、2月の下院総選挙で同県から出馬して落選した、民主党の元下院議員候補の一族が所有していたとの情報もある。船団は県内最大規模で、大型の単船トロール漁船を中心に構成されていた。

写真:Fire & Rescue Thailand

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