【タイ】タイ警察オンライン詐欺対策センター(ACSC)は3月15日、詐欺集団に狙われていた女性(74)を銀行窓口で保護したと発表した。銀行職員が適切に判断し、現金の受け渡し直前で警察に通報した。
女性は12日、定期預金を普通預金に切り替えて現金500万バーツ(2500万円相当)を引き出したいと銀行を訪れた。不審に感じた銀行は手続きを拒否したが、女性は翌13日に再び来店し、今度は300万バーツの引き出しを求めたという。職員がただちに警察に通報し、対応を要請した。
警察が駆け付けた際、女性は窓口で携帯電話を通じて金銭の受け渡しについて指示を受けていた。警察は通話を中断させ、詐欺に遭っていることを説明した。
女性は、警官を名乗る人物から「口座が麻薬事件に関与しているため資金の確認が必要」と脅され、現金を引き出して「ナートという警部に直接渡すよう」指示されたという。「捜査上の秘密で、誰にも話してはならない」と念を押され、恐怖心から1人で銀行に来ていた。
警察は女性の孫に連絡して迎えに来るよう依頼。家族は、被害を未然に防いだ警察と銀行職員の適切な対応に感謝の意を示した。
























