【タイ】タイ政府は3月12日、猛暑期に入って突風や熱帯性低気圧による被害の恐れが高まっているとし、建築物や広告看板などの安全対策を徹底するよう関係機関および国民に呼びかけた。違法な建築や設置には罰則が科される可能性があるという。
現在の気象状況は突風や局地的な嵐の発生リスクが高く、建物、看板、樹木などの倒壊による人的・物的被害が懸念される。政府は、住宅や建築物の屋根瓦の固定状態を確認し、倒壊の恐れがある構造物は速やかに所管機関に通報するよう求めている。屋外に設置された大型広告看板や仮設建築物についても、強風による危険を防ぐため、構造の安定性を確保するよう指導を強化する方針。
特に高さ10メートル以上または面積50平方メートル以上の大型看板については、建築基準法に基づいた登録済みの技術者による構造計算と安全性の証明が義務付けられている。土木分野の上級技術者による設計・構造計算の検証も必要とされる。
違反した場合、行政が刑事手続きを開始し、建築法第65条の2に基づいて3カ月以下の懲役または6万バーツ以下の罰金、またはその両方が科される。是正されるまでの間は、1日につき最大1万バーツの追加罰金も発生する可能性がある。
政府はまた、強風による倒木や構造物の損壊に備え、関係機関に対し人員・資機材の準備を指示。国民に対しては、身の回りの安全確認と、異常気象時の迅速な避難行動を呼び掛けている。
バンコク都内の3月12日明け方の豪雨による倒木
写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより
























