タクシーなど公共交通の運賃引き上げを禁止 燃料価格でタイ政府が抑制策

【タイ】ピパット・ラチャキットプラカン副首相兼運輸相は3月4日、タクシー、配車アプリによるライドサービス、バイクタクシーを含む公共交通について、3月5日から運賃の引き上げを禁止すると明らかにした。便乗値上げを試みる事業者に対し、法的措置を取る方針を示した。

 運輸省が5日付で、運賃引き上げを禁じる告示を出す。原油価格の高騰が続く中でも、首相が燃料価格の抑制措置を維持する限り、政府として運賃も一定水準に抑えることが可能だと説明した。国際原油相場の上昇が長引いた場合には、石油燃料基金を活用して国内価格の上昇を抑える考えだという。

 ピパット副首相は、現在のような異常な市場環境では、世界的な価格動向がそのまま国内に波及しないよう、基金を緩衝材として使うことができると説明。基金の残高は過去に最大1000億バーツ(5000億円相当)規模の赤字に陥ったこともあるが、現在は黒字を確保できているとした。

写真:พิพัฒน์ รัชกิจประการ Phiphat Ratchakitprakarnフェイスブックより

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