【タイ】バンコクのタクシードライバーが車内で拾得した現金およそ11万バーツ(55万円相当)が1月12日、タイ警察系ラジオ局「FM91」の立ち合いで、持ち主の中国人留学生に返還された。留学生は関係者に感謝の意を述べながらも、「なくした財布が戻ってくるとは思っていなかった」と驚いていたという。
ドライバーは1月6日午後10時ごろ、配車アプリを通じてスワンナプーム空港で留学生を乗せ、バンコク北郊パトゥム・ターニー県ランシット方面の大学近くまで送った。留学生を降ろしてしばらく走行、後部座席に白いビニール袋が置き忘れられていることに気付いたという。中を確認したところ、1000バーツ札99枚と50ポンド紙幣6枚の総額11万1000バーツの現金が入っていた。
ドライバーはすぐに引き返して留学生を探したが見つからず、配車アプリの運営会社から「持ち主から忘れ物の通報があり、直接連絡するよう伝えた」との報告を受けたものの連絡はなく、自分で保管し続けることに不安を感じ、FM91に相談したという。ラジオ局が持ち主探しの放送をしたところ、1月10日に留学生が通う大学から連絡があった。
配車アプリに残っていた記録をもとに、留学生が持ち主であることが確認され、12日にFM91の立ち合いのもとで返還が実現した。留学生は、「ドライバーさん、配車アプリ、FM91の皆さんに心から感謝している。留学生としてタイで学び、生活できること、そして親切な人々に恵まれていることを実感した」と述べつつ、「なくした財布が戻ってくるとは思っていなかった」とも話したという。





















