タイ国王夫妻、タークシン大王像に献花 即位記念日に合わせ

【タイ】タイ国王(ラマ10世、ワチラーロンコーン国王)は12月28日午後5時20分、スティダー王妃と共に、バンコク都トンブリー区ウォンウィエンヤイ広場のタークシン大王記念像を訪れ、即位記念日に合わせて献花と拝礼を行った。国王夫妻は記念像前で献花、香とろうそくを捧げて拝礼した。

 タイ政府は毎年12月28日を「タークシン大王の日」と定めている。チャチャート・シッティパン・バンコク都知事、都幹部、職員らも同日午後3時30分、バンコク都庁(BMA)としての献花式を催していた。

 タークシン大王は、1734年4月17日生まれで、本名は「シン」。父は潮州系中国人のハイホン、母はタイ人のノックイアン。ビルマ(当時)の侵攻によってアユッタヤー(アユタヤ)王朝が滅亡した1767年、東部チャンタブリーを拠点に軍を再編して反攻に転じ、短期間で国土を回復してタイの独立を取り戻した。独立回復後は、トンブリーを新たな王都と定めて即位し、15年間にわたり統治。トンブリー王朝唯一の国王として知られる。

写真:バンコク都庁(BMA)

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