ハードオフ、タイに現地法人設立へ 買い取り・販売事業を展開予定

【タイ】株式会社ハードオフコーポレーション(東証プライム、コード2674)は11月10日の取締役会で、タイに現地法人を設立することを決議した。バンコクに「HARD OFF(THAILAND)Co.,Ltd.」(仮称)を2026年3月頃に設立し、現地で中古品の買い取りと販売を行うリユースショップ事業を展開する。

 同社は現在、国内47都道府県に1045店舗、海外では米国、台湾、カンボジア、タイに23店舗を展開している。カンボジアとタイではこれまで日本から輸入した商品の販売のみを行ってきたが、今回の法人設立により現地での買い取りを含めた事業展開に踏み出す。

 資本金は200万バーツ(約9400万円)で、出資比率はハードオフ49%、タイ法人51%。代表者には渡邉太志氏が就任予定。設立後は連結子会社となるが、2026年3月期業績への影響は軽微と見込んでいる。

 同社は中期的に2030年度までに1300店舗体制、長期的には国内2000店舗・海外1,000店舗の合計3000店舗体制を目標に掲げており、今回のタイ法人設立はその一環となる。今後も米国やアジアを中心にリユースビジネスの拡大を進める方針だ。

ハードオフ公式ホームページ

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