スクムビット通りソイ13の高級ホテルで薬物乱交パーティー LGBTQ+男性ら29人拘束

【タイ】バンコク首都警察とタイ麻薬取締委員会事務局(ONCB)による合同捜査班が11月2日未明、バンコク都内スクムビット通りソイ13の高級ホテルで開かれていた薬物乱交パーティーを摘発、参加していた29人を拘束した。参加者はタイ人28人とフィリピン人1人で、いずれもLGBTQ+の男性だった。

 パーティーはホテルのスイートルームで開かれており、参加者は複数の部屋で薬物を使用しながら性的行為に及んでいたという。室内からは覚醒剤(ヤーバー)、アイス(結晶状メタンフェタミン)、エクスタシー(MDMA、幻覚剤)、ケタミン、注射器、ED治療薬(バイアグラ類)、ポッパー(吸入剤)、避妊具(コンドーム)、潤滑剤など多数が見つかり、いずれも押収された。

 警察によると、同グループは昨年12月にもバンコク都内トーンロー界隈で同様の薬物乱交パーティーを開いて摘発されており、再び違法行為に至った。また、「ポッパーは医療用の吸入剤だが、性的行為に伴う痛みを和らげる目的で乱用されている。医師の指示なく使用することは違法であり、健康被害の恐れもある」と警告している。

写真:POLICE News Varieties

関連記事

ページ上部へ戻る