無許可の化粧品工場を摘発 輸出向け23万点押収、総額2000万バーツ超

【タイ】タイ警察中央捜査局(CIB)は8月19日、東部チャチュンサオ県バーンパコン郡内の化粧品製造工場を摘発し、管理人を名乗るタイ人の女(24)を逮捕したと発表した。違法製品およそ23万点を押収、市場価格は2000万バーツ(9000万円相当)を超える。

 摘発は県の衛生局の要請で実施された。これまでの調べによると、工場は無許可営業で、中国から輸入した原料を加熱・混合・充填し、タイ食品医薬品局(FDA)に届け出ずに販売していた。ほとんどは外国向けで、タイ語表記のない商品が多かったという。

 押収された商品は計23万4699点で、「Tuscan Hills」ブランドのボディウォッシュ1650点、バブルバス・ボディローション2万7450点、 ボディオイル2万500点、「LACURA」ブランドのハンドクリーム10万5000点、「Crayola」ブランドのボディウォッシュペン4万3400点など。

 逮捕された女の供述によると、工場は稼働して8カ月経つという。CIBと共に摘発にあたったFDAは、違法商品の流通防止に向けた監視体制の強化を図っていくと述べた。

写真:Police TV

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