タイ東部に日当700円のカンボジア人スパイ、地元自警団が拘束

【タイ】軍事衝突後の緊張が続くタイ・カンボジア国境で、カンボジア人の男がスパイとして地元の自警団に拘束された。日当2万カンボジア・リエル(160バーツ、700円相当)で、母国に情報を送っていたことを認めているという。

 騒ぎは東部サケーオ県タープラヤー郡で発生。同郡は北部のブリーラム県と接し、軍事衝突が起きた場所にも近い。現地の村落を警備する自警団は8月1日に男を拘束、警察に引き渡したもよう。年齢、本来の職業、タイ国内の居住地、情報収集の頻度といった詳細は明らかにされていない。

 タイでは東部チャンタブリー県ポーンナムローン郡でも7月29日、カンボジア軍の戦闘服を着て「タイが先に攻撃、カンボジアが防衛」とフェイスブックに投稿したカンボジア人男性(43)がスパイ行為を疑われ、タイ海兵隊から事情聴取を受けた。本人は、「果樹園で働いており、ミリタリーマニアなだけ」と答えたという。

写真:FM91

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