エムポックスがタイで流行 今年すでに40人

【タイ】タイ保健省疾病管理局(DDC)が、エムポックス(Mpox、サル痘)が今年もタイ国内で流行しているとし、国民に注意を呼び掛けている。これまでに40人の感染例が報告されているという。

 エムポックスは天然痘に似た症状を持つ人獣共通感染症で、1970年にアフリカのコンゴで初めて人への感染が確認された。症状は発熱、頭痛、筋肉痛、リンパ節の腫れ、顔や手足の水疱状の発疹など。多くの場合、2〜4週間で自然治癒するが、重症化もあり得る。主な感染経路は、感染した人や動物との皮膚や体液の密接な接触、 長時間の対面接触での飛沫感染、寝具や衣類などへの接触。

 タイでは2023年に676件の感染例が報告されたが、翌2024年には176件まで減少した。今年は40人と感染ペースは明らかに落ちてきているが、今後も注意が必要だという。

 DDCは、「発疹や皮膚の病気の人と身体的な接触を控える」「避妊具を使用した性行為を心がける」「せっけんでの手洗いやアルコール消毒を心がける」「タオル、寝具、食器などの共有を避ける」ことが予防に効果的としている。

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