【タイ】タイ保健省疾病管理局（DDC）によると、タイでは先週（５月11～17日）、新型コロナウイルス感染症の症例数が4万59人増え、今年に入ってからの総数が５月19日時点で11万6686人となった。1週間で倍以上となり、死者数も3人増えて同28人を数える。

　感染者数の最多はバンコク都で、５月19日時点で7244人。以下、東部チョンブリー県で同3173人、中部ノンタブリー県で同1930人、東部ラヨーン県で同1854人、東部サムット・プラーカーン県で同1624人と続く。バンコク首都圏および東部に集中している。

　入院中の感染者は2373人。年齢別では30～39歳が最多で8536人、次いで20～29歳で7993人、60歳以上で6905人など。19歳以下では0～4歳が2870人と最多。

　コロナ感染者数は11週間連続で急増しているとされ、バンコク都庁（BMA）などは発熱、咳、喉の痛み、倦怠感などの症状が現れた場合はマスクを着用し、ATK検査キットで検査するよう、注意を促している。

チュラーローンコーン大学医学部Thira Woratanarat医師フェイスブックより