【タイ】日本で5月12日に報じられた、日産自動車の人員1万人超の追加削減と国内外3工場の閉鎖といった経営立て直し策で、閉鎖対象としてタイ工場の名が再び浮上している。タイのメディアも13日、NHKを情報源として報じ始めた。
タイの複数メディアは、「日産がグループ全体で15%にあたる計2万人の人員削減と、タイ工場を含む国内外3工場の閉鎖を検討中で、北九州市での電気自動車(EV)向け電池製造工場の建設も断念した」と報じている。
日産のタイ工場に関しては今年2月、閉鎖決定の報道が日本から伝わり、直後にタイ投資委員会(BOI)が「日産のタイ現法が工場閉鎖を否定、ハイブリット車(HEV)生産での投資申請を検討中」と発表していた。