【タイ】タイ政府は2月4日の閣議で、タイ高速鉄道の第2フェーズ、東北部ナコーン・ラーチャシーマー市からラオス国境ノーンカーイ市までの総距離357キロの建設を承認した。2030年の完工を目指す。
第2フェーズの工事はおよそ3400億バーツ(1兆5000億円相当)を投じて行われる。入札は年内を予定。
第1フェーズのバンコクからナコーン・ラーチャシーマー市までの工事は2017年に着工したが、現時点で6年の遅れを出しており、進捗率は36%。当初の2021年完工予定が、2027年まで延びている。
高速鉄道がバンコクからノーンカーイ市まで開通すれば、国境を超えてラオス、中国雲南省へとつながる。