「絶対実現」明言も資金調達めど立たず 交通渋滞税導入案

【タイ】先週あたりから話題となっている交通渋滞税導入案に関してスリヤ運輸相は10月22日、「来年9月までに絶対に実現する」と明言した。バンコクの高架鉄道BTSを買収して国営化、同路線と並行して走る渋滞がひどい通りで交通渋滞税を徴収する計画だ。

 ただ、買収のための資金は今後30年間で2000億バーツ(9000億円)に達すると試算されており、基金設立でまかなう計画とされていたが、スリヤ運輸相は「調達のめどは全く立っていない」ことも認めた。

 交通渋滞解消ための一連の計画は、BTSを国営化して運賃を全線20バーツに統一し、BTSと並行して走る各通りで乗用車1台1日当たり40〜50バーツの交通渋滞税を徴収するというもの。ピックアップトラックなどの商用車は除外される。BTS全線20バーツという運賃設定は、将来的に他の路線にも拡大させたいとしている。

 スリヤ運輸相は、同計画は渋滞解消のみならず大気汚染の解消にもつながるとし、今後の電気自動車(EV)の普及も見込んで、総括的な環境保全につながるとしている。「いずれにせよ、公共交通機関の整備は必要になってくる」と述べた。

 今回の計画で対象となる通りは、スクンビット通りやシーロム通りとそれに接続する各通り。BTSの運営会社であるバンコク大量輸送システム(BTS)は今のところ、同計画に対してコメントを発表していない。

スクムビット・アソーク通りの渋滞 写真:newsclip

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