【日本・タイ・カンボジア】日本政府は、タイ・カンボジア国境沿いで発生している緊急の人道的ニーズに応えるため、国連児童基金(UNICEF)を通じて80万米ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定した。
日本政府によると、両国の間では今年5月に軍事衝突が発生して以降、多くの子どもたちが影響を受けている。UNICEFは今回の資金協力を活用し、緊張状態による心理的ストレスを受けたり、教育、医療ケア、安全な水、衛生サービスへのアクセスを失った子どもとその家族に対し、保護、心理社会的支援、衛生用品の配布など、緊急かつ重要な支援を提供する。
UNICEFは、「全ての子どもの権利と健やかな成長を促進する」ために活動する国連機関。現在190以上の国・地域で、多くのパートナーと協力し、子どもたちのために活動している。活動資金は、個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金。日本のUNICEF国内委員会が活動する国・地域は32カ所。
UNICEF東京事務所:https://www.unicef.org/tokyo/