【タイ】タイ警察人身取引対策課(ATPD)は8月31日、カレン民族同盟(KNU)所属の兵士1人および不法入国のミャンマー人21人を西部カーンチャナーブリー県内で逮捕したと発表した。KNU兵士がミャンマー人を手引きし、タイに入国させていた。
ミャンマーと国境を接する同県ダーンマカームティア郡で密入国が行われるという情報を、警察が入手。30日に一帯を偵察していたところ、道路わきに停車中のピックアップトラック3台を発見した。近づいていくと1台は急発進して逃走、1台のドライバーが車を捨てて山林に逃げ去った。もう1台に乗り合わせていたドライバーとミャンマー人10人、乗り捨てられた車両の荷台に乗っていたミャンマー人11人の男女計22人が逮捕された。
これまでの警察の調べによると、逮捕されたドライバーの男(32)は、タイとミャンマーの二重国籍者でKNU兵士を名乗り、SNSを通じて知人からミャンマー人送り込みの仕事を依頼されたと供述。報酬は5000バーツだったという。
不法入国を試みたミャンマー人らは、中部サムット・サーコーン県内の工場で仕事を見つけ、ヤンゴンから陸路でやってきたという。手数料としてそれぞれ2万バーツを払っていたもよう。
写真:POLICE News Varieties