【タイ】昨今のタイ・カンボジア国境問題悪化の原因となった銃撃戦が発生した、東北部ウボン・ラーチャターニー県チョンボック一帯で7月16日午後1時半頃、警戒中のタイ陸軍兵士3人が地雷に触れ、うち1人が左足首を失う重傷を負った。ほか2人は胸の痛みを訴えているという。
タイ陸軍第2軍管区による発表は、同日の夜遅くだった。地雷に触れた兵士3人はウボン・ラーチャターニー市内の病院で手当てを受けている。左足首を失った兵士は一等兵で、病院に到着するまで意識を失わずにいたという。
タイ・カンボジア国境には、カンボジア内戦時に埋設された地雷が大量に残っているとされる。
負傷兵を見舞うブンシン・パートクラーン第2軍管区司令官
写真タイ陸軍第2軍管区กองทัพภาคที่ 2フェイスブックより
東北部シーサケート県のカンボジア国境の地雷原(newsclip資料写真)