【タイ・中国】中国・北京の霊光寺に祀られている「仏歯舎利」が12月4日から2025年2月14日まで、バンコク王宮前広場に建てられる特設パビリオンで公開される。チューサック・シリニン首相府相が11月16~18日に北京を訪れ、貸与を要請した。
今年は現国王ラマ10世の干支六巡の72歳の年で、政府は「国王慶事の年」に定めていた。来年はタイ中国交樹立50周年であることから、年をまたぐ今回のイベントは2つを同時に祝うことになる。タイでは72歳が長寿の祝いの対象になることが多い。
霊光寺の仏歯舎利は2002年にもタイに運ばれ、中部ナコーンパトム県の仏教施設プッタモントンに納められた。
霊光寺の仏歯舎利塔を訪問するチューサック首相府相らタイ政府関係者 写真:政府広報局