【タイ】バンコク都バーンケーン区内の住宅で11月19日午前1時40分前、火事が発生した。1人死亡、2人けがをした。
火事が起きたのは、パホンヨーティン通りソイ63。鉄筋コンクリート3階建ての住宅で、1階の物置から火が出て大量の煙が発生していた。消防、区の防災当局、レスキュー隊、通報を受けたバーンケーン警察が駆け付けて消火活動を行い、2階に取り残されていた高齢女性2人を救出した。2人は濡れた布で口と鼻を覆いながら避難したが、左足首にけがを負ったり煙を吸い込んだりしたため、近くの病院に搬送された。
消火開始から10分後にほぼ鎮火。3階の寝室で男性(26)が意識不明の状態で発見された。レスキュー隊が心肺蘇生を30分間ほど試みたものの、死亡が確認された。
警察のこれまでの調べによると、死亡した男性は家主の息子で、精神疾患を抱えていたとされる。自ら火事の通報をしたものの、避難せずに寝室に閉じこもった可能性もあるという。詳しい調査が続けられている。
写真:Fire & Rescue Thailand























