タイ中部の製米工場で火災 一時は化学物質流出の危険も

【タイ】中部アーントーン県チャイヨー郡の製米工場で11月16日午後0時20分ごろ火災が発生し、従業員3人がけがをした。一時は化学物質の流出も懸念された。

 火元は明らかになっていないが、米ぬか油抽出に使用される有機溶剤ヘキサン(タイのメディアは「化学物質のオキシヘキサン」と報道)の使用過程において出火したとみられる。当時、工場内には20人ほどの従業員がいた。

 駆け付けた消防がヘキサン貯蔵タンクからのパイプラインのバルブを閉め、さらなる被害を食い止めた。一部が漏れ出したものの、制御できる量だったという。今後の現場検証で、タンク内のヘキサンの残量が調べられる予定で、1500リットル程度とみられている。

 

写真:Fire & Rescue Thailand

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