破戒僧が寺で在家者と薬物、売人はHIV感染

【タイ】バンコク首都警察は11月11日、ラームイントラー界隈の寺院内で薬物を乱用していたとして、僧侶(35)と在家者の男(20)を逮捕したと発表した。「破戒僧が修行もせず在家者とヤクを決めている」との周辺住民の通報があり、警察が捜査を進めていた。

 僧侶は薬物仲間の男を僧坊に連れ込み、常習的に薬物を摂取していた。張り込みを続けていた警官は、宅配便を受け取るタイミングで僧侶を取り押さえ、荷物の中のアイス(結晶状メタンフェタミン)を確認。僧侶とともに薬物を使用していた男も現行犯で逮捕した。

 らに、2人の供述をもとに売人の男(42)をラープラーオ区内のアパートで逮捕。売人は取り調べで、自身が注射器の使い回しや同性間性交渉でHIVに感染、治療を受けていると供述した。

写真:POLICE News Varieties

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