カンボジア人がバンコク東郊で金を強奪、国境で逮捕

【タイ】バンコク東郊サムット・プラーカーン県バーンプリー郡の金行(金製品販売店)で10月18日午後に発生した強盗事件で、タイ警察は翌19日朝、容疑者のカンボジア人の男(31)を東部チャンタブリー県のカンボジア国境で逮捕した。事件発生から24時間以内の身柄確保となった。

 事件は金行チェーン店で知られる「ヤワラート・バンコク」のバーンプリー支店で発生。カンボジア人は拳銃で従業員を脅し、金のネックレス数点を奪って逃走した。警察がただちに捜査の乗り出し、カンボジア国籍だと突き止めた。

 19日午前10時ごろ、チャンタブリー県の国境近くの市場に不審なカンボジア人がいるとの通報を受け、入国管理局が急行。前日にサムット・プラーカーン県で発生した金行強盗の男と容姿の特徴が一致したため、ただちに取り押さえた。

 タイ・カンボジア国境紛争でタイ国内のカンボジア人が減っており、男の存在が目立ったもよう。警察は、「国民から寄せられた情報が重要な手がかりとなった。協力に感謝する」と発表した。

写真:POLICE News Varieties

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