タイ東部で走行中のLPG車が炎上、人的被害なし

【タイ】タイ東部チョンブリー県シーラーチャー郡で9月17日午前9時20分頃、荷台を座席に改造したピックアップトラックが走行中に炎上した。乗客はおらず、ドライバー(78)もすぐに避難したため、人的被害はなかった。

 現場は、在タイ日本人も多く行き来する、スクムビット通りのアオウドム交差点付近。荷台下のLPGタンクから火が出て座席を激しく燃やしているため、ドライバーや居合わせた人は、爆発を懸念して消火作業を行わず、消防が到着するのを待ったという。消防はまずガスを外部に放出させ、その後20分ほどの放水で火を消し止めた。車体上部の雨漏りで内部の配線がショートし、ガスに引火したもよう。

 ドライバーが警察や消防に語ったところによると、前日に車検と保険更新を終えたばかりで、火災が起きたときは乗客を迎えに向かう途中だった。「運転していてガスの臭いを感じ、ラジオの裏から『プツッ』という火花の音が聞こえた。その直後に煙と火が噴き上がった」という。車を路肩に寄せて停め、消火器を取り出したものの泡が出ず、急いでタンクのバルブを閉じて消防に通報した。

 ドライバーは、「1980年に自分で初めて買った愛車だったが、今日で終わりだ」と残念がっているが、スクラップとして9000バーツで売れる見込みとも話していたという。

写真:Fire & Rescure Thailnd

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