タイ南部で国鉄特急が脱線、僧侶や少女など9人けが

【タイ】タイ南部プラジュアップ・キーリーカン県クイブリー郡のクイブリー駅で8月9日午前5時頃、特急列車が脱線し、9人がけがをした。特急は脱線した客車を切り離して運行を継続した。

 事故を起こしたのは、前日にマレーシア国境のスンガイ・コーロック駅を出発し、バンコク(クルンテープ・アピワット中央駅)に向かっていた12両編成の特急38号で、クイブリー駅のホーム手前で客車3両が脱線した。乗客の僧侶1人、少女を含む女性8人の計9人がけがをし、近くの病院に搬送された。脱線した客車では当初、乗客が脱出できずに閉じ込められたままで、パニックが起きたという。

 列車は脱線した客車を切り離して編成を組み直し、バンコクに向けて出発した。事故原因は伝えられておらず、タイ国鉄は9日中に脱線車両を撤去して復旧作業を終わらせるとしている。

 9日は、12日の母の日に伴う四連休の初日。

写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

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