タイ北部で洪水、土砂崩れ 気象庁は13日まで続くと注意呼び掛け

【タイ】タイ北部で7月11日、断続的な大雨で洪水や土砂崩れが発生した。タイ気象庁は、全国的に13日頃まで雷雨や豪雨が続くとして、洪水、鉄砲水、河川氾濫などに注意するよう呼び掛けている。

 プレー県ローンクワーン郡では11日未明、洪水が発生して多くの民家が床上浸水となった。避難が間に合わず、車、農耕機、屋内の家具などが水に浸かり、引いた後は大量の泥土が残ったという。

 ナーン県ウィヤンサー郡では同日朝方、幹線道路の国道101号線が冠水し、小型車の通行が不可となった。

 ウタラディット県のバーンコーク郡およびファークター郡では同日昼、鉄砲水と土砂崩れが発生。レスキュー隊やタイ警察国境警備隊300人以上が出動し、地元住民を避難させた。

プレー県での床上浸水

ナーン県内の国道101号線

ウタラディット県内
写真:いずれもレスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

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