【タイ】北部チェンラーイ県ウィヤンパーパオ郡の建築現場で7月8日午後4時過ぎ、改築中の工場が倒壊した。屋根から落ちてきた鉄骨や崩れた壁の下敷きになり、作業員1人が死亡、6人がけがをした。
工場はタイティーの人気ブランド「チャートラームー」の会社が所有。作業員のほとんどがミャンマー人だった。倒壊の原因は構造上の問題とみられるが、詳しい調査が必要だという。
タイでは、3月28日発生の地震によって建築中だった「タイ会計検査院(SAO)」新本部ビルが倒壊して以降、ビル建築に関して細心の注意を払っているとされるが、7月6日にはバンコク都内のビル建築現場で、鉄筋が倒壊するなど、倒壊事故が続いている。
写真:Fire & Rescue Thailand