【タイ】東部チャンタブリー県ソーイダーオ郡カオ・ソーイダーオ野生動物保護区の近くで6月23日、子どものゾウが水の溜まった堀に落ちて自力で上がれなくなり、保護区隊員らがロープを利用して引き上げた。近くで待っていた母親の群れと共に、保護区内に戻っていった。
子どものゾウは、保護区から5キロほど離れた堀に落ち、体がほとんど水に浸かっていた。住民が午前8時30分頃に発見して保護区事務所に通報。保護区隊員、軍、界隈の森林保護区隊員らが出動した。
ロープを使った救出作業を10時頃に開始、子ゾウはすぐに引き上げられたが、近くにいる母親の群れが子どもを守ろうと襲ってくる心配もあったという。
小ゾウは堀から引き上げられた後、母親の元に駆け付けて共に保護区に戻っていった。
写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより