「金見せて詐欺」の被害相談急増 在タイ日本大使館
- 2024/7/18
- タイ社会
【タイ】2024年4~6月に在タイ日本大使館に届け出があった日本人の犯罪被害は38件で、前期から5件増加した。
大使館は、ドバイから来たと称する男性(または男女)から「お札を見せてほしい」などと声をかけられ、やり取りをしている間に現金やクレジットカードを抜き取られる、いわゆる「お金見せて詐欺」の被害の相談が5月以降急増しているとして、見知らぬ相手から話しかけられた際は、相手にすることなく、速やかに立ち去るよう呼びかけた。
大使館が4~6月に受け付けた旅券(パスポート)の紛失・盗難に関する相談は82件(うち盗難17件)だった。
4~6月に不法滞在などでタイ警察に逮捕された日本人は6人で、3人が入管法違反などで退去強制となった。