タイ中部の世界遺産国立公園で初めてのカモ確認

【タイ】中部ペッチャブリー県のケーンクラジャーン国立公園は6月12日、同公園で初めてカモ科のナンキンオシ(南京鴛)が確認されたと発表した。フェイスブックで写真を公開している。

 ケーンクラジャーン公園は最近、園内に生息する動物の調査を実施し、ナンキンオシを初めて発見した。ゾウ、ヒョウ、バク、コツメカワウソなど多種の動物が生息する中、ナンキンオシのような小型水鳥の生息が確認されたことは、「世界自然遺産に登録された公園として、生態系の完全性を証明している」とアピールしている。

 ナンキンオシはカモ科の中でも最小の種類に分類され、東南アジア、南アジア、中国南部に多く繁殖する。タイではさほど珍しくはないが、日本では観測例が少なく「稀な鳥」と見なされる。

 ケーンクラジャーン国立公園は、2021年に登録された世界自然遺産「ケーンクラチャン森林保護区群」の一部。

写真:อุทยานแห่งชาติแก่งกระจาน – Kaeng Krachan National Parkフェイスブックより

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