【タイ】タイ警察犯罪制圧課(CSD)は5月17日、韓国での仕事を紹介すると言い、金銭を受け取るとそのまま逃げていたタイ人夫婦(60、47)を、バンコク都ワーントーンラーン区で逮捕した。2018年以降、10人以上が計100万バーツ超の被害に遭ったとみられる。
夫婦はこれまでに、偽の人材紹介会社を4回設立し、求職者を募っていた。相手を信用させるためのセミナーも開き、「高い給料、手厚い福利厚生、安い渡航費」などと説明していたという。騙された相手から斡旋料を受け取るとそのまま雲隠れ。夫婦は今回の逮捕までに、名前を10回以上変え、引っ越しを5回以上繰り返すなどして、逃亡生活と詐欺を続けていた。
警察は夫婦の仲間が複数人いるとみて、残りの行を追っている。