【タイ】インド洋大津波の発生から20年、被災地となった南部ラノーン県、パンガー県、プーケット県、クラビー県、トラン県、サトゥーン県で12月26日、追悼式典が催された。被災地の1カ所であるプーケット島のパートーン・ビーチでは、犠牲者の遺族、当時被害に遭いながらも難を逃れた地元住民や外国人旅行者を中心に、多くの人が献花台に花を捧げた。
2004年12月26日午前8時前(インドネシア時間)、マグネチュード9.1のスマトラ沖地震が発生、インド洋大津波を引き起こした。インド洋沿岸諸国が甚大な被害を受け、死者および行方不明者数はおよそ23万人、被災者はおよそ206万人に達し、日本人も40人(タイで28人、スリランカで12人)が犠牲となった(日本内閣府発表)。タイでの死者は5395人。